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小学1年:SAPIX 1月度復習テスト(新2年生)の結果と、これからの学習方針について

こんにちは。
今回は、小学校2年生に進級したばかりの我が子が受験した「SAPIX 1月度復習テスト」の結果と、それに基づく今後の学習方針について整理したいと思います。

まだ答案用紙が返却されていないため詳細な分析はできていませんが、現時点で判明しているスコアや今後の悩み・方針を、備忘録も兼ねて記しておきます。

テスト結果の概要(2025年1月実施)

今回のテストは、新2年生向けの「SAPIX 1月度復習テスト」でした。昨年秋に受験したテストでは好成績を収めていただけに、今回は少し課題が見えた結果となりました。

とはいえ、決して悪い結果ではなく、全体としては安定感のある仕上がりだったと思います。

科目別結果(暫定)

  • 2教科総合:上位20%未満、偏差値60前後

  • 算数:上位10%未満、偏差値65前後

  • 国語:上位40%未満、偏差値55前後

※受験者数が少ないため、正確な母数は非公開としています。

感想

特に算数は安定して良い成績を維持できており、基礎計算や思考力問題への対応力がついてきているのを感じます。一方で国語については、もう少し読解力を底上げしていく必要性を感じました。

今後の学習方針:先取り?定着?

ここ最近、

先取りでどんどん進んで良いのか

それとも今の学年の応用問題をじっくり取り組むべきか

と、親としても迷う場面が増えてきました。

特に算数に関しては、公文を中心に先取りを進めており、現時点で以下の進度になっています。

現在の学習進度(2025年1月末時点)

公文の進度

  • 算数:C 150(かけ算・わり算あたり)

  • 国語:CⅠ 80(長文読解や語彙力の強化段階)

  • 英語:D 180(アルファベットや基本文の繰り返し中心)

漢字検定

  • 9級・10級 合格済み

  • 次回受検予定:8級(小3相当)/2025年2月16日

公文と算数の“読み取り力”のギャップ

公文の教材は反復学習が中心で、「計算力」に特化しています。そのため、単純な演算スピードや正確性は着実に伸びてきています。

ただ最近、「文章題を読む力=読解力」が思うように育っていないのでは…と感じることがあります。問題の意図や条件を正確に把握するには、やはり読解力が必要で、これは計算力とはまた別の能力です。

読解力不足が見える瞬間

  • 問題文の条件を見落とす

  • 何を聞かれているのかを読み違える

  • 解き方が分かっていても、「どう使えばいいか」が分からない

こうした問題に直面すると、「先に進ませるだけでは足りないのでは?」と感じることがあります。

思考力・読解力をどう育てるか

計算力が整ってきた今、次のステップとしてはやはり「考える力」「読み取る力」がカギになります。そこで、最近検討しているのが以下のような学習手段です。

算数検定(実用数学技能検定)

算数検定は、ただ計算するだけでなく、実生活に関係する文章題や思考力問題が出題されるため、バランスの良い力が身につきます。公文で基礎計算力を固めた子にとっては、実力を試すよい舞台になりそうです。

Z会・フォトンなどの“考えさせる教材”

これらの教材は、1問1問が良問で、ただの計算練習ではなく「なぜそうなるのか」を理解する力を育ててくれます。すでにフォトン算数の一部は取り入れていますが、今後はより意識的に“読ませる教材”を選んでいこうと考えています。

今後の模試・検定予定

今後も定期的に模試や検定にチャレンジして、実力の確認と学習のモチベーションアップを図る予定です。

日程 内容
2025年2月16日 漢字検定 8級(日本漢字能力検定)
2025年2月23日 四谷大塚 リトルスクールオープンテスト
2025年3月1日 早稲田アカデミー ワセアカチャレンジテスト
2025年3月 SAPIX 新学年組分けテスト(新2年生)
2025年5月 SAPIX 5月度確認テスト
2025年6月 英検5級(第1回検定)
2025年7月 SAPIX 7月度確認テスト
2025年10月 英検4級(第2回検定)

このように、年に数回は大きなテストや検定に参加することで、子ども自身の成長を可視化し、自信にもつなげていければと思います。

おわりに:目先の偏差値にとらわれすぎず、力を育てる

小学校低学年のうちは、どうしても「先取り学習」に意識が向きがちですが、今後ますます重要になるのは「読み解く力」と「考える力」だと感じます。

もちろん、基礎計算ができることは大前提。

そこに思考力と読解力が加わって初めて、応用問題や実生活の場面での活用ができるようになると思います。

今後も、子どもの様子をよく観察しながら、「無理なく」「楽しく」学んでいける環境づくりを心がけていきたいと思います。


※この記事は、保護者目線での教育記録です。同じように子育てや学習指導に悩まれている方の参考になれば嬉しいです。
ご質問やアドバイスなどあれば、お気軽にコメントくださいね。