英語学習の低年齢化が進み、今や小学生での英検受験は珍しくありません。
特に「英検5級」は、初めての英語資格として目標にしやすく、子どもにも達成感を与えてくれる試験です。
この記事では、小学1年生の娘が英検5級合格を目指して行っている家庭学習の流れや教材選び、受験スケジュールの管理方法をご紹介します。
2025年6月の本番まで、コツコツと力を伸ばす取り組みが始まっています!
目次
なぜ小学生から英検を受けるのか?
英検受験者は小学生が増加中!
英検の受験者数は、実は年々増えています。特に注目すべきは、小学校以下の受験者数です。
年度 | 小学校以下の受験者数 |
---|---|
2019年度 | 408,957人 |
2020年度 | 325,390人 |
2021年度 | 461,154人 |
2022年度 | 524,833人 |
(出典:日本英語検定協会 受験の状況)
このデータからもわかるように、小学生の英検受験は年々一般的になりつつあります。英語学習が早期化している中、「まずは5級から」という家庭が多いのもうなずけます。
英検5級はどんな試験?
出題形式:リスニング+リーディング(筆記)
目安レベル:中学初級程度の単語・文法・会話表現
合格率:およそ80%前後(参考)
英検5級は、英語初学者にとって「やさしすぎず・難しすぎず」、英語への入り口として最適な試験です。
とはいえ、形式に慣れておかないと力を出し切れないこともあります。だからこそ、早い段階からの対策が大切になります。
小学1年生|英検5級までのスケジュール管理
2024年4月(小学1年)
英語学習スタート。「英検5級 でる順パス単」から語彙を徐々に習得開始。
2025年6月(小学2年)
【第1回検定】英検5級に挑戦予定(試験日:2025年6月1日)
残りおよそ120日程度の学習期間を活かして、リスニング・語彙・読解をバランスよく進めています。
2025年10月(小学2年・秋)
【第2回検定】英検4級にステップアップ予定
5級を受けたあともモチベーションを継続できるよう、次の目標(4級)も見据えています。
実際の学習方法と使用教材
ステップ①:単語力の基礎固め
① 英検5級 でる順パス単(旺文社)
定番の単語集。「でる順」に整理されていて、無駄がなく効率的。
② 英検5級 でる順パス単 書き覚えノート
→ 書きながら覚える派にぴったり。小学生でも取り組みやすい設計です。
※余裕があれば、「英検4級」版にも触れる予定。語彙力の先取り学習にも◎
ステップ②:文法・読解の力を育てる
③ 小学生のための よくわかる英検5級合格ドリル(旺文社)
小学生向けに優しく解説
イラストや会話文も多く、自然と読解力がつく
親子で取り組める構成なので、家庭学習におすすめ
ステップ③:本番形式に慣れる
④ 英検公式サイトの過去問(3回分)
無料でダウンロードできる、ありがたい教材。
→ 実際の音声・形式を体験できるのがポイント!
⑤ 英検 過去6回全問題集(旺文社)※購入予定
CD付きでリスニングも対策可能。本番に向けた総仕上げに最適。
家庭学習のポイント
継続が何より大切
毎日15〜20分、集中して取り組むことで、無理なく習慣化できます。
繰り返しのリスニング
英語の「音」に触れる時間を確保することで、聞き取る力が自然とついてきます。
親がサポート役に
特に低学年のうちは、「となりで見てあげる」だけでも子どもは安心して取り組めます。
英検+漢検 で学習ペースを掴んでいく
英検と漢検を使いながら、日々の学習ペースを整えています。
月 | イベント・試験 |
---|---|
2025年1月 | 新学年組分けテスト(SAPIX) |
2025年2月16日 | 漢検8級 |
2025年2月23日 | 四谷大塚 リトルスクールオープンテスト |
2025年6月1日 | 英検5級 |
2025年10月予定 | 英検4級 |
まとめ|小学生のうちから、英語学習の習慣づくりを
小学生でも英検5級は十分に挑戦可能!
市販教材+過去問でバランスよく学ぶ
家庭でのスケジュール管理が合格のカギ
英検5級は、英語学習の「はじめの一歩」として、非常に価値ある目標です。
ぜひ、ご家庭でもお子さんのペースに合わせながら、前向きに取り組んでいきましょう。
今後は、英検5級の結果報告や、英検4級に向けた対策についてもご紹介していく予定です!