2025年2月16日(日)に実施された日本漢字能力検定(漢検)8級の合否結果が、WEB上で発表されました。
今回はそのご報告とともに、今後の7級・6級・5級までの学習スケジュールと使用教材について詳しくご紹介します。
小学校低学年からの「先取り学習」や「漢字力強化」に取り組まれているご家庭の参考になれば幸いです。
目次
2025年2月:漢検8級、合格しました!
2月16日(日)に実施された第3回の漢検で、漢検8級(小3相当)に合格しました!
漢検8級の内容とは?
対象:小学3年生で学ぶ漢字(200字)
読み・書き・部首・熟語の構成・画数・送りがな など、幅広く出題
合格基準:約70%正答(※年度により若干変動)
今回は自己採点の段階で合格は確信していたものの、実際に合格通知を確認できたときの達成感は格別でした。親子で取り組んできた努力が形になる瞬間は、やはり嬉しいものです。
次の目標は「7級」!検定日まであと93日
次回受験予定の漢検は以下の通りです。
検定日:2025年6月15日(日)
受験級:7級(小4相当)
出題漢字数:204字
前回の8級と比べて、さらに難読語・熟語・語彙の深さが問われる印象がありますが、引き続きコツコツと学習を続けていきます。
使用教材と取り組み方の工夫
「いろいろ試した中で、我が家に合っていた3冊の教材と活用法」を紹介します。
① いちまるとはじめよう!わくわく漢検 7級(約30日分)
特長: フルカラーでイラストが豊富、1日1ページの構成で無理なく進められる
目的: 入門・定着用、子どもが自主的に手に取りやすい
取り組み方: 最初は親が答えを書き込み、1日1~2ページずつ覚えていく
特に低学年には「答えから逆算する形式」の方が効率的でした。まだ「考えて覚える」よりも「見て覚える」フェーズだと感じます。
② 漢検 7級 漢字学習ステップ 改訂二版 ワイド版(約34日分)
特長: 書き込みスペースが広く、1ページに1字ずつ集中して練習できる
目的: 書き取り+読み+熟語のセット練習で実力養成
取り組み方: 1日2ページで、1文字あたり約10分ほど
この教材で基礎を固めると、過去問にも対応できる力がつきます。
③ 漢検 7級 過去問題集(約12日)
特長: 実際の試験形式に慣れるための総仕上げ用
目的: 試験慣れ+弱点の洗い出し
取り組み方: 最後の2週間で1日1回分を繰り返す予定
過去問を活用することで、時間配分・形式への適応力が高まります。
今後の漢検スケジュール(5級まで見据えて)
2025年から2026年にかけて、以下のようなペースで受験を予定しています。現在英検も並行で行っていますので、こちらは最短スケジュールです。
日程 | 検定級 | 学年相当 |
---|---|---|
2025年6月15日(日) | 7級 | 小4 |
2025年10月19日(日) | 6級 | 小5 |
2026年2月15日(日) | 5級 | 小6 |
このように、1年〜1年半ほどのスパンで段階的に難易度を上げながら挑戦していく計画です。
親の関わり方:低学年では「自立」より「サポート重視」で
我が家では、子どもが漢字に前向きに取り組めるように、次のような工夫をしています。
覚える前に「先に答えを書いておく」
「まずは正解を見て覚える」ほうが定着率が高いことが分かりました。特に小2・小3くらいの時期は、繰り返し視覚的に入れるのが効果的です。
教材を2周以上繰り返す
最初の1周目では理解できていなくても、2周目になると「あ、これ見たことある」と定着しやすくなります。過去問も含め、1冊を完璧にするより、複数回まわすことで知識が整理されます。
アプリを使い「ゲーム感覚で学ぶ」
ゲーム感覚でおさらいすることで、モチベーションと記憶の維持につながっています。
小学生手書き漢字ドリル1026:このようなアプリを活用しています。
まとめ:合格はあくまで通過点。「語彙力」が全教科の基礎
漢検の取得は、中学受験や将来の学力につながる「語彙力・表現力」を高める絶好の機会だと考えてます。
特に低学年のうちに語彙を豊富に身につけることは、国語だけでなく、算数の文章題や理科・社会の読解にも大きく役立つかとも思っています。
今回の8級合格は大きな自信につながり、次の7級学習にも弾みがつきました。6級・5級とステップアップしていく中で、「知識を得る喜び」や「試験を通じた達成感」を味わいながら、子どもの成長を応援していきたいと思います。
こんな方にオススメの記事です
低学年からの漢検対策を考えているご家庭
小学生の語彙力や漢字力を高めたい方
実際に使われている教材のレビューを知りたい方
親のサポートの仕方に悩んでいる方
次回の「7級合格報告」もまた記事にする予定です!
ご質問や体験談があれば、コメント欄またはお問い合わせからぜひお寄せください。