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小学1年:【結果公開】SAPIX 新2年生 組分けテスト(3月実施)偏差値・受験者数・今後の学習方針を考える

3月に実施された SAPIX新学年組分けテスト(新2年生) の結果がWeb上で公開されました。今回はその結果とともに、今後の学習への活かし方や他塾の受験者数との比較、使用中の教材情報などを詳しくまとめてみました。

【テスト結果】偏差値・順位・受験者数

今回の組分けテストは 新2年生対象 に行われ、受験者数は1,528名 でした。

成績の概要

  • 2教科総合:上位約6%(偏差値65前後)

  • 算数:上位約5%(偏差値66前後)

  • 国語:上位約14%(偏差値61前後)

正直なところ、想像以上の健闘でした。国語についてはやや課題が残る結果でしたが、全体としては非常に良く頑張ったと思います。

【分析】なぜ復習が重要なのか?

現時点では、まだ答案が返却されていないため、正確な課題点の分析は難しい状況ですが、SAPIXのテストは単に点数を競うだけのものではありません。「何ができて、何ができなかったか」をきちんと洗い出すことが、次の一歩に繋がると考えてます。

特にSAPIXの国語問題は、読解力・表現力・語彙力が総合的に問われます。設問のレベルも非常に高く、音読教材としても質が良いため、返却された問題用紙はぜひ繰り返し音読練習に活用していく予定です。

【模試別 受験者数比較】中学受験の人気動向を探る

今回のSAPIX組分けテスト(新2年生)の受験者数は 1,528人。これは、同時期に実施された他の大手塾模試と比較しても高い数字となっています。

  • SAPIX:1,528人(前回比 +278人)

  • 早稲田アカデミー:1,116人(+286人)

  • 四谷大塚:689人

ここ最近では「SAPIXの一強時代が終わるのでは」とも言われていますが、それでもなお最多の受験者数を誇っており、その影響力は健在です。ただし、受験者の分散傾向を見る限り、複数塾が競い合う健全な市場状態に戻ってきたとも考えられます。

【今後の学習方針】親ができるサポートとは?

子どもの努力はもちろんですが、親がどのように学習環境を整えてあげるかも非常に重要です。現在取り組んでいる教材と今後の予定は以下の通りです。

現在の教材状況

  • 公文(算数):C190(D直前)

  • 公文(国語):CⅡ20

  • 公文(英語):E140

  • 漢検:8級合格(次は7級を目標)

  • 補助教材

    • 『いちまるとはじめよう わくわく漢検7級』

    • ハイクラス問題集(国語)

    • 英語塾 宿題カリキュラム

    • SAPIXの宿題(復習中心)

今後の模試・検定予定(2025年度)

日程模試・検定内容
3月16日日能研 全国テスト
5月中SAPIX 5月度確認テスト
6月1日英検5級(第1回検定)
6月15日漢字検定 7級
6月全国統一小学生テスト(早稲田アカデミー)
6月ワセアカチャレンジテスト
7月SAPIX 7月度確認テスト
10月英検4級(第2回検定)
10月19日漢字検定 6級

【今、親が考えるべきこと】

テスト結果だけに一喜一憂せず、復習→理解→実践のサイクルを着実に回すことが今後の学力向上につながります。とくに、SAPIXのような難度の高い教材に触れながら、バランス良く力をつけるためには教材の「使い方」がポイントになります。

  • 漢検や英検など「外部検定」をうまく活用し、学習の目標設定にする

  • 公文で基礎計算力を確保しつつ、SAPIXで思考力を鍛える

  • 音読や記述の練習を国語力アップのために取り入れる


まとめ|学びを止めず、でも無理をさせすぎないこと

新学年が始まり、環境が変わるこの時期は、子どもも少なからず負担を感じているものです。詰め込みすぎず、でも継続的に学習を進めるためには、親の理解とサポートが欠かせません。

今後も模試・検定を通じて学びの定着を図りながら、楽しんで学習が続けられるような声かけ・スケジューリングを意識していきたいと思います。


中学受験を目指すご家庭、または学習計画にお悩みの方の参考になれば幸いです。