今回は、2025年3月に実施された早稲田アカデミーの「ワセアカチャレンジテスト」に小2の娘が参加した体験をもとに、模試の特徴や親子で得られた気づき、復習のポイントをご紹介します!
模試は「点数を取る場」ではなく、「成長のきっかけを見つける場」。特に低学年期には、失敗も含めて楽しめる環境づくりが大切だと感じています。
目次
ワセアカチャレンジテストとは?
「ワセアカチャレンジテスト」は、早稲田アカデミーが主催する学力診断テストです。対象は小学校低学年から高学年まで幅広く、今の実力や学力の傾向を把握できると同時に、塾の授業レベルに合っているかを見極める指標としても活用されています。
テストの基本情報
教科:算数・国語の2教科
時間:各教科20分(計40分)
形式:マーク式+記述式の混合
費用:無料(要事前申込)
特に小学校低学年では、各教科20分という時間設定が大きな特徴です。一般的な模試よりもスピード感があり、集中力と処理能力が問われる内容になっています。
娘のリアルな反応:「全然ダメだった!」と笑顔で報告
テスト終了後、娘は開口一番こう言いました。
「算数、時間足りなかった!全然ダメだった〜!」
本人は悔しがるというよりも、むしろ達成感のある笑顔でした。「ダメだった」と言いつつ、きちんとチャレンジできたことが、本人にとって楽しい経験になっていたようです。
こうした反応を見ると、「模試=つらい、難しい」ではなく、「模試=面白い、次も頑張りたい」という前向きな気持ちを育むきっかけになると実感しました。
復習しやすい仕組みが魅力!解き直し問題が充実
早稲田アカデミーの模試の良さのひとつが、終了後すぐに「解き直し問題」を配布してくださる点です。
問題冊子(持ち帰り可)
正答・解説付きの解き直し問題
自宅学習用ワークとしても使えるシート
これにより、模試を単なる結果で終わらせず、復習教材として活用できるのが大きなメリットです。
実際に娘と一緒に見直しをした際も、「あ、ここは急いでてミスしちゃったんだね」といったやり取りを通じて、時間配分や設問の読み取り方について話し合う良い機会になりました。
算数の記述式問題で感じた課題:思考の「文字化」
今回のテストを通して、特に強く感じたのは、算数の「空欄記述問題」の重要性です。
最近の中学入試でも重視されるようになっている「考え方を書く力」は、単に計算ができるだけでは不十分。子どもが自分の頭の中を言葉で説明できるようになるには、日々のトレーニングが欠かせないと思われます。
記述で見られたつまずき
数字だけ書いてあって式がない
メモが途中で止まっていて思考が途切れている
答えが合っていても解き方が不明確
今後は、
書きながら考える習慣
図・表・矢印などの視覚的な整理
一行でも「なぜそう考えたか」を残す癖
を、家庭学習の中で少しずつ取り入れていこうと思っています。
保護者会で紹介された「SPICA(スピカ)」とは?
保護者会では、早稲田アカデミーが運営する最難関中学受験専門塾「SPICA」の紹介もありました。
SPICAは、筑駒・開成・桜蔭などの最難関中に特化した専門指導を行うエリートコースで、選抜試験を通過した子どもたちが集まります。授業の難易度は非常に高く、「思考の訓練」を徹底して行うのが特徴です。
イベント情報
2025年3月9日(日):SPICA入試報告会開催
SPICAからの挑戦状:参加型の問題イベント。正解者にはオリジナルグッズも!
保護者としても「こんな問題、私が解いてみたい…」と思わずワクワクする内容。親子で学ぶ面白さを再確認させてくれる機会でもありました。
わが家の現在地と今後の予定
【公文の進度】
算数:C180
国語:CⅠ180
英語:E80
【検定状況】
漢検8級 合格済み(次回:7級予定)
英検5級(2025年6月1日受験予定)
【模試・検定スケジュール予定】
3月16日:日能研 全国テスト
3月:SAPIX 新学年組分けテスト
5月:SAPIX 5月度確認テスト
6月:英検5級・漢検7級・全国統一小学生テスト・ワセアカチャレンジテスト
7月:SAPIX 7月度確認テスト
10月:英検4級・漢検6級
これからも各種模試や検定を通じて、学力だけでなく「考える力」「表現する力」を伸ばしていければと思っています。
まとめ|模試を「楽しく、成長できる時間」に
今回のワセアカチャレンジテストを通して、親として感じたのは、「模試は失敗してもいい」「だからこそ成長できる」ということです。
スピード勝負のテストで、すべて解けなくても構わない。大切なのは、その後に気づきを得て、学びを深めていけるかどうかだと思います。
今後も、模試をただの“点数勝負”にせず、復習・対話・記述の訓練を通じて、親子で一緒に成長していく過程を大切にしていきたいと思います。