実際、中学受験を見据えてSAPIXに通っているけど、うちの子、このままで大丈夫かな?
とそんな不安を感じられる事が皆様多々あるかと思います。
今回のテストを通して、「ちゃんと積み重ねていけば結果はついてくる」ということを私自身、改めて実感できました。
この記事では、2025年7月に実施されたSAPIX小学2年生の組分けテストについて、実際の結果とそこから見えた課題、そして次の目標に向けた学習の工夫を、まとめましたので参考になれば幸いです。
目次
結果概要|「地道な努力はちゃんと力になる!」
今回のテスト結果はこちらです。
受験者数:1,743名
2教科総合:偏差値66前後(上位約5%)
算数:偏差値62前後(上位約10%)
国語:偏差値67前後(上位約3%)
前回の5月度確認テストから比較すると211人増えました。
細かいところをいうとミスは目立ちますが、立派な結果だと考えてます。
SAPIXの組分けテストは確認/復習と比較して範囲がない“実力勝負”です。だからこそ、今回は日々の取り組みがそのまま反映されやすい内容でした。

算数|「時間が足りなかった!」から見えた課題と改善ポイント
テスト終了後、開口一番「後半、白紙のまま終わっちゃった…」という声。
よく見ると、最後の数問がまるっと空欄。本人いわく、「時間がなくて解けなかった」とのこと。
しかも、途中式がほとんど書かれておらず、何を考えていたのかが分かりづらい…。正直ミスの連続でした。
これは、スピードと「見える思考」の大切さを感じた瞬間でした。
対策はこうする!
式や図は、「自分へのメモ」と考えて、必ず残す
ハイクラステストやトップクラス問題集で、時間を意識した練習を積む
SAPIX基礎力トレーニング問題集を用い「速さ×正確さ」を目標にして、ゲーム感覚で楽しむ!
「丁寧に、でも早く」が難しいけれど、少しずつコツをつかんでいけば、必ずできるようになると思います!
国語|強みが光る!でもここからが本番!
国語では嬉しいことに、偏差値67で上位3%に入りました!
このような高い偏差値が毎回続いてないので問題内容の当たりが良かったと考えてますが、
語彙力、文の構造、登場人物の気持ちなど、毎日の公文音読や漢字検定が役立っていると感じています。
でもこれで満足してはいけないと考え、
今後は、「なんとなく分かった」から「なぜそう思ったかを説明できる」力へと進化させていきます!
こう伸ばす!
『トップクラス問題集(説明文・物語文)』で、根拠探しの訓練
公文DⅡ教材→E教材へステップアップで、論理的思考に対応
要約練習で、「読んだことを自分の言葉で伝える」力を育む → 時間がもったいないので口頭で確認
メダル表彰
SAPIXの組分けテストでは、1.2年生は上位30位以内に入ると「メダル表彰」があります。
子供って、こういう「目に見えるごほうび」に本当にワクワクするんですよね。
わが子も「次はメダルほしい!」とキラキラした目で言ってくれました。
偏差値70前後が目安になりますが、チャレンジする価値は十分あると思います!
公文(KUMON)の併用で基礎力がぐんぐん伸びた!
SAPIXの応用問題にしっかり対応できるよう、我が家では公文の力も借りています。
毎日5枚(ときに3枚)を、コツコツと続けています。
教科 | 現在の進度 |
---|---|
算数 | D150番台 |
国語 | DⅡ90番台 |
英語 | GⅡ120番台 |
何度も同じ教材番号を繰り返し演習をしていますが、「少しずつ、でも確実に前に進んでるよ!」と声をかけながら、無理のない習慣にしています。
これからの学習スケジュール|挑戦のチャンスがいっぱい!
2年生後半〜3年生にかけて、次のようなイベントが待っています!
2025年下半期の予定
8月:ワセアカ「チャレンジテスト」
10月:英検4級(リスニングと文法のステップアップ!)
10月:漢検6級
11月:全国統一小学生テスト
12月:SAPIX冬期講習&組分けテスト
それぞれの模試にしっかり意味があります。
“模試慣れ”の機会にもなりますし、「いまの実力はどうかな?」と振り返るいいタイミングです。
最後に|「成長」を実感
今回、組分けテストを通して改めて思ったのは、「子どもはちゃんと伸びている」ということでした。
偏差値に一喜一憂するのではなく、
・自分の言葉で説明できた
・問題答案に式が書けるようになった
・前回の模試よりも問題を最後まで読めた
そんな小さな「できた!」の積み重ねが、やがて大きな自信と力になればと考えてます!
焦らず、ブレず、子どもと一緒に歩む学習スタイルが、未来を大きく変えていくはずですので、同じようにお子さまの教育に取り組まれているご家庭の参考になれば幸いです!
質問や記事の続編リクエストがあれば、お気軽にお知らせください!