おすすめ問題集

【振り返り】小1の学びもあと3か月。進めた教材一覧とこれからの方針

はじめに|“小1の壁”を超えるために、家庭でできることとは?

「小学校に入ったけど、家庭学習はどうすれば?」
「周りの子は何をやっているの?」
「先取りって必要?」
そんな疑問を持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。

小学校1年生は、初めて「学校の勉強」が本格的に始まる学年
一方で、学習習慣の有無や基礎力の差が、早くも見え始める時期でもあります。

この記事では、我が家の実例をもとに、

  • 市販教材の選び方と実際に使った感想

  • 公文や検定(漢字検定など)の活用方法

  • 大手塾の模試を通じた「実力把握」の大切さ

をご紹介します。
中学受験を視野に入れている方や、学習習慣を身につけさせたい方にとってヒントになれば幸いです。

小学1年生で実際に使った市販教材

まずは「基礎を固める」教材選びから

市販教材を選ぶときのポイントは、

  • 子どもが無理なく進められるレベル感

  • 1日10〜15分で終わる分量

  • 飽きずに続けられるデザインや構成

を意識しました。

以下は、実際に使って「よかった!」と感じた教材です。

<国語編>

  • リーダードリル〈小学1年の漢字〉(四谷大塚)
     → 書き順や音読み・訓読みの説明もあり、漢字検定対策にも◎。

  • ハイクラステスト〈読解力〉・〈国語〉(受験研究社)
     → 文章量は少し多め。読み解く力を育てるステップアップ教材として活用。

  • トップクラス問題集〈国語 小学1年〉(文理)
     → 難易度高め。読み取り+記述力も問われる内容で、読解力の“底力”を確認できる一冊。

<算数編>

  • リーダードリル〈計算〉・〈図形と文章題〉(四谷大塚)
     → 日々の反復に最適。図形問題の導入にもスムーズ。

  • 基本トレーニング12級シリーズ(受験研究社)
     → 「計算」「文章題・図形」など、単元別に分かれていて使いやすい。

  • ハイクラステスト〈算数〉・〈文章題・図形〉(受験研究社)
     → 難しめだが、発展的な問題への“慣れ”にもつながった。

  • トップクラス問題集〈さんすう 小学1年〉(文理)
     → 記述あり・思考力問題ありで、最レベ問題の前段階として非常に良質。

 市販教材をやみくもにこなすのはNG?

どんなに良い教材でも、「解けた=理解した」ではありません。

特に算数の文章題や国語の読解など、「できたつもり」になってしまいがち。
そうならないために、“やりっぱなし”にせず、定期的に模試や実力テストで確認することが重要だと感じました。

公文再スタート|基礎力・計算力・語彙力の底上げに

10月から公文再開|選んだ理由は“リズム”と“習慣化”

1年の後半、2024年10月から再び公文式に入会(算数B/国語AⅡ)
選んだ理由は、「家庭で毎日コツコツ取り組むスタイル」に我が子が合っていたからです。

また、漢字・語彙・計算のような反復と積み重ねで力がつく分野では、公文は非常に頼もしい存在です。

漢字検定の活用|小さな“合格体験”が大きな自信に

受検履歴(2024年〜2025年)

  • 2024年10月:漢検9級 合格(小2修了相当)

  • 2025年2月:漢検8級 (予定)

  • 2025年6月:漢検7級(予定)

使用教材

  • 『いちまるとはじめよう!わくわく漢検』

  • 『漢字学習ステップ 改訂二版(ワイド版)』

  • 『漢検過去問題集』

1回30日〜40日で1冊仕上がるペースで取り組み、1級分につき2周学習を基本にしています。
特に「いちまるシリーズ」は、マンガ・語呂合わせ・クイズなどが満載で、漢字へのハードルが低くなるのでおすすめです。

模試で実力チェック|本当に“力がついているか”をチェック

模試・テスト受験予定(2025年)

日程 テスト名 主催
3/16 全国テスト 日能研
3月 新学年組分け SAPIX
5月 確認テスト SAPIX
6月 英検5級 日本英語検定協会
6月 全国統一小学生テスト 早稲田アカデミー
6月 ワセアカチャレンジ 早稲田アカデミー
7月 確認テスト SAPIX
10月 英検4級 日本英語検定協会

 受けて良かったこと

  • 本人の「今の力」を客観的に把握できる

  • 得意・不得意が明確になる

  • 学習のモチベーションが上がる

偏差値を確認する為だけではなく、「記述力・処理速度・思考力」といった要素を見抜く貴重な機会。特に四谷大塚や早稲田アカデミーのチャレンジテストは、無料で本格的な内容なのも魅力です。

おわりに|親が“可視化”してあげることが、学びの第一歩

「何をどれだけやってきたのか」
「今、どこまでできていて、何が課題なのか」

“見える化”こそが、小1の学びを次のステップへ進めるカギになると感じています。

我が家では、市販教材 + 公文 → 模試・検定という流れを通して、
子どもの自信・習慣・基礎学力の3本柱を少しずつ整えてきました。

おすすめの今後の一歩

  • 市販教材は目的別に使い分けて、やりすぎに注意

  • 定期的に模試や検定で“実力チェック”を習慣化

  • 好きな分野(漢字・英語など)は伸ばしてあげる

あれもこれもと焦るより、1冊・1回を丁寧にこなすことが大切。
そして、学びの棚卸しをして、「できた!」を積み重ねる経験を、親子で共有していきたいですね。