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小学2年の娘が英検5級に合格。英語を始めて1年、ゆっくりでも積み重ねが形に
先月、小学2年生の娘が英検5級に合格しました。
英語を始めてから、ちょうど1年。本格的に学習を始めたのは1年生の終わりごろで、それまで「英語に触れたことがある」といえば、せいぜいYouTubeで海外アニメを見る程度。
特別なことはしていません。インターに通っているわけでも、英語教室に週5で通っていたわけでもなく、家庭中心の学習です。
それでも今回、しっかり合格ラインを超えられたことで、「やればちゃんと身につくんだな」と、娘自身も自信になったようです。親としても、正直少しホッとしています。
この記事では、
- 英検5級の内容とレベル感
- 1年間でやってきた英語学習の内容
- 使用した教材と感想
- 親として感じた迷いや工夫
- 次の4級に向けた学習の方向性
について、体験をもとにまとめてみました。
小学2年でも英検5級に受かる?内容や難易度は?
英検5級は「英語検定の入り口」とも言われていて、内容は中学1年生の初級レベルがベースになっています。
試験は以下の2つのセクションに分かれています。
- リーディング(短文読解や会話文)
- リスニング(簡単な会話の聞き取り)
文法もbe動詞、一般動詞、疑問文、代名詞などのごく基本的なものが中心。ライティングやスピーキングは含まれていません(希望すれば別でスピーキングテストは受けられますが、合否には影響しません)。
一見シンプルに見えますが、学校でまだ英語に触れていない小学2年生にとっては、十分チャレンジになる試験だと思います。
2025年度・英検5級のスコアと結果
項目 | スコア |
---|---|
総合CSEスコア | 700 / 850 |
リーディング | 370 / 425 |
リスニング | 330 / 425 |
合格基準スコア | 419 |
バンド値 | G5+11 |
本人はあまり手応えがなかったようですが、結果を見たときは「本当に?やった!」と満面の笑み。親としても、初めての“検定合格”という体験を小2のうちにできたことは、とても意味のある一歩だと感じました。
英語を始めて1年間でやってきたこと
公文英語:英語の“型”を身につける基礎練習
当初はE教材から始めて、半年後にはGⅠ教材の後半へ。現在はGⅡに入っていて、4級に向けてH教材の途中まで進めるのが理想です。
途中で「なかなか進度が伸びない」と感じた時期もありました。でも、読み・書き・聞くを毎日少しずつでも積み重ねたことが、後から効いてきたように思います。
JPREPで英語を「楽しむ時間」に
週1回JPREPにも通っています。フォニックスや簡単な受け答えなど、「英語って楽しい」という気持ちを育ててくれた場所だったと思います。
英検5級対策に使った教材
旺文社 英検5級 過去6回全問題集
試験前の仕上げに。リスニングCDも重宝しました。形式に慣れるにはやはり本番形式が一番。
英検5級 でる順パス単 書き覚えノート
単語を覚えるのが苦手だったので、1日1ユニットずつ声に出して覚える練習に使いました。
公文の英語教材
英検対策というより、英語の感覚を身につける“日々の土台”になってくれました。
親として感じた悩みと工夫
続けることが一番難しい
「今日は疲れてて、やる気がない…」「同じ単語を何回言っても覚えてない…」正直、そんな日もたくさんありました。
なので我が家では「毎日10分」「無理なら英語の歌を1つ聴くだけ」と、続けるハードルを下げていました。
勉強にしたくないから、生活に混ぜた
- ごはんの時に英単語クイズ
- 寝る前にリスニング1問だけ
- お風呂で「これは英語でなんて言う?」ゲーム
なるべく“生活の延長”で英語に触れるようにしていました。
次の目標:英検4級に向けて
次は、2025年10月の英検4級に挑戦予定です。
項目 | 5級 | 4級 |
---|---|---|
読解 | 短文中心 | 会話文+長文 |
リスニング | 短い会話 | ナレーション・説明 |
文法 | be動詞など | 助動詞・過去形・命令文など |
4級に向けては、
- 英文法の基礎(時制・命令文・疑問詞など)を整理
- 長文を読む力(音読+内容把握)
- 公文H教材+英検過去問で慣れ
まとめ:英検5級は「英語の成功体験」を作るのにちょうどいい
英検5級は、「はじめての英語検定」としてとても良い目標でした。1年間、焦らずコツコツ積み重ねたことで、小学2年生でもしっかり結果が出せました。
これから英検を目指すご家庭にとって、この記録が少しでも参考になればうれしいです。