2024年11月30日(日)に実施された「ワセアカチャレンジテスト(新2年生)」の結果と、その分析・今後の学習方針について、保護者目線でご紹介したいと思います。
同じように中学受験を検討されているご家庭にとって、少しでも参考になる情報となれば幸いです。
目次
【結果概要】ワセアカチャレンジテスト11月の成績
まずは今回の模試の結果からご報告いたします。
-
2教科(算数・国語):上位50%前後(200点満点)
-
算数:上位50%前後(100点満点)
-
国語:上位50%前後(100点満点)
結果としては「ほぼ真ん中」という位置付けで、前回のテストと比較しても平均的な内容となりました。ただ、実際に解いた問題の内容を見ると、思考力を要する設問の正答率が低く、そこに今後の課題が見えてきた気がします。
【所感】難易度の高い問題で見えた今後の学び方のヒント
今回のテストは、以前に受験した「四谷大塚 全国統一小学生テスト」よりもやや難易度が高い印象を受けました。特に算数において、単純な計算問題だけでなく、文章題・図形・場合の数などの“考える力”が求められる問題の比重が大きく、ここで点差が開く形になったと感じています。
これは裏を返せば、「どこに力を入れていくべきか」のヒントをもらったとも言えます。
今後の算数の学習では、「読解×計算力×論理的思考」のバランスが重要になると改めて実感しました。
【模試の活用法】ワセアカチャレンジテストの位置づけ
この模試は、早稲田アカデミーが主催する公開型の無料模試で、塾に通っていない生徒も参加できる貴重な機会です。
在校生にとっては日々の授業内容とリンクした出題傾向となっているため、慣れている子どもに有利なのは当然ですが、外部生にとっても学力の棚卸しとして非常に有益です。
さらに、無料である点も保護者としては非常にありがたいポイントです。
【課題と改善策】上位10%を目指すには?
上位10%に入るためには、現状よりも国語・算数の合計で30点程度の加点が必要です。
では、どのようにしてその差を埋めていくべきか。
算数:思考力・文章読解の訓練を強化
公文で培ってきた「計算力」は十分に機能していると感じています。ただし、公文では出題の大半が計算問題であるため、文章題や図形問題への対応力がどうしても育ちにくいという側面も。
この点を補うためには、
-
市販の「思考力系問題集」 例:ハイクラス・トップクラス問題集など
-
算数検定の過去問
-
SAPIXの宿題や復習教材
などを活用して、読解力と論理的思考をセットで鍛えることが重要だと考えています。
国語:読解と語彙力の底上げ
国語については、語彙力・漢字力が成績に大きく影響している印象です。対策としては、
-
漢検対策(現在:8級合格済)を継続
-
SAPIXの読解問題の音読・解き直し
-
「言葉力1100」や「論理エンジン」など、読解特化型の教材の導入
【現在の学習状況】教材と習い事の進度
以下は、現在取り組んでいる教材や学習進度の一覧です。
公文
-
算数:C50(小3相当)
-
国語:BⅡ10(小2初期)
公文では順調に進んでおり、特に算数に関してはスピードと正確さに磨きがかかってきた印象です。
漢字検定
-
10級・9級:合格済み
-
現在は8級(小3程度)の勉強中
市販の「わくわく漢検」などを使って、楽しみながら進めています。
【まとめ】模試は“ゴール”ではなく“現在地の確認”
中学受験において、模試の結果に一喜一憂しがちですが、大切なのは「なぜ解けなかったか」を丁寧に分析し、次につなげることだと思います。
模試はあくまで“通過点”であり、お子さんの得意・不得意を見つけるためのツールです。
今回のワセアカチャレンジテストでは、算数における“考える力”が弱点であることを明確にできたのは、大きな収穫でした。今後はこの課題にしっかり向き合いながら、学習に取り組んでいきたいと思います。
今後の模試・検定予定(新2年生)
-
2025年5月:SAPIX 5月度確認テスト
-
2025年6月1日:英検5級
-
2025年6月15日:漢検7級
-
2025年6月下旬:全国統一小学生テスト(早稲田アカデミー)
-
2025年7月:SAPIX 7月度確認テスト
最後に
同じように中学受験を目指して学習を進めている保護者の方にとって、今回の内容が少しでもご参考になれば幸いです。
模試は点数だけでなく、「家庭学習の方向性を見直すチャンス」と捉えてますので、引き続き活用していきたいと考えてます。