今回は、小学2年生の子どもが受験した 2025年11月 ワセアカチャレンジテスト (早稲田アカデミー)の結果と、普段の家庭学習の様子を記録しておこうと思います。
同じように低学年から学習習慣を整えたい保護者の方や、中学受験を視野に入れ始めている方の参考になれば嬉しいです。
目次
テスト結果
今回のチャレンジテストの 受験者数は1,323名。その中での結果は次の通りでした。
・2教科総合:偏差値65前後(上位約4%)
・算数:偏差値65前後(上位約3%)
・国語:偏差値60前後(上位約12%)
リンク先に記録しているSAPIXの確認テストと近い位置につけており、難易度や傾向が違う中でも安定して偏差値65付近をキープできたのは、本人にとっても自信につながったようです。
テストはどうしても結果に目がいきがちですが、低学年のうちは「どれだけ安定して力を発揮できるか」「土台ができてきているか」かが大切だと感じています。徐々に偏差値が上がっていけば最高ですが、偏差値に大きなブレがないのも非常に良い事だと感じています。
毎日の学習ルーティン
わが家では「毎日少しずつ」を大切にし、学習をルーティン化することで負担を軽減するように心がけています。現在の取り組みは次の通りです。
公文(1日5枚・できれば)
・算数:E130
・国語:EⅡ 190
・英語:IⅠ 50
公文は進度が進むにつれ難しさも出てきますが、無理せず本人のペースに合わせて進めています。正直毎日は難しいですが、机に向かう習慣を維持するという意味では、低学年にとってとても良い教材だと感じています。
言葉力1200(見開き2ページ)
短時間で取り組める語彙教材で、国語だけでなく、理社の読解にも生きる土台づくりの一つとして継続中です。
基礎力トレーニング(1ページ)
計算力や基礎問題の習熟にちょうどよく、毎日取り組むことで安定した学力の維持につながっています。
漢字検定5級(1単元)
範囲としては小学校6年生レベルなので、負荷は高めです。ただ、漢字は既に記載済みで覚えてもらうことを意識してもらっているのと、語彙が増えることで読解の助けにもなるため、焦らず丁寧に進めています。
英検3級「文で覚える単熟語」音読
文章として覚えられるので、英語初心者でも定着しやすく、英検対策という枠を超えて英語の総合的な力を伸ばせると感じます。
フォトン(余裕がある日だけ)
算数的な思考力を養うために、週末など時間があるときに取り組むことが多いです。急がず、楽しく続けられる範囲で進めています。
来年から理科・社会が追加:家庭学習の時間配分が課題に
最近、大手塾では小3から「理科・社会の授業を追加する」という流れが進んでいるようです。これまで算数・国語中心だった学習が、来年からは一気に4教科へ。学習量は必然的に増えていきます。
わが家ではまだ理社の対策は特にしていませんが、
・今のルーティンをすべて維持できるのか
・どこに時間を割くべきか
・家庭でどこまでサポートするべきか
こうした点を改めて考える必要がありそうです。
特に、低学年のうちに教材選びを間違えると「時間は使ったけれど身につかない」ということも起こりがちです。
子どもの現時点の学力や理解度に合っているかを見極めながら進めていきたいところです。
今後の方針:焦らず、土台づくりを優先
理科・社会が始まるとはいえ、急いで先取りをするつもりはありません。小3・小4で本格的に進む中学受験の学習を見据えると、今は次のような“土台”を大切にしたいと考えています。
語彙力と読解力の底上げ
理社は文章量が多い教科なので、読み取る力がそのまま得点力に直結します。
語彙・漢字・読解の積み上げは、今やっていることがそのまま将来の力になります。
毎日の学習習慣を崩さない
どんなに優れた教材を使っても、続かなければ意味がありません。
低学年のうちは「勉強の量より、机に向かう習慣」が何より大切だと感じています。
興味の芽を伸ばす
図鑑やアニメ、科学系の動画などを通して、自然と理科・社会に触れる機会を作っていけば、後々の学習への抵抗感が減ります。
「勉強としての理社」ではなく、「興味としての理社」を育てたいと思っています。
さいごに
ワセアカチャレンジテストで偏差値65前後という結果を見て、親としても安心しつつ、日々の積み重ねの大切さを改めて実感しました。
結果よりも、「毎日少しずつでも続けている」という事実が、子どもにとって大きな財産になっているはずです。
来年からは学習量が増え、親のサポートが必要になる場面も増えてきそうです。
実力に合っていない無駄な参考書をなるべく避けるように、 子供の現在地を見ながら進めていかなくてはいけませんし、親のサポートが増えてくるように感じました。焦らず、丁寧に、子どものペースを大切にしながら進めていけたらと思います。
同じように中学受験を視野に入れつつ、低学年の学習に向き合っているご家庭の参考になれば嬉しいです。




