2025年度第2回英検で、子供が英検4級に合格しました。結果は以下の通りです。
- 総合CSEスコア:777 / 1000
 - リーディング:401 / 500
 - リスニング:376 / 500
 - 合格基準:622
 - バンド値:G4+6
 
過去問よりは若干正解数は低かったですが、良く頑張りました!リーディング・リスニングともに実力を出し切れた得点で、基礎が定着している手応えを感じています。現在は公文英語のHⅡ教材(中学2年レベル)を学習中で、語彙と文法の土台がしっかりしてきました。
目次
英検3級とは? — レベルと試験構成
英検3級は「中学卒業程度」とされ、身近な英語を理解し、自分の考えを簡単な英語で伝える力が求められる級です。特徴的なのは、4級までの選択式中心から一歩進み、「書く」「話す」力が評価される点です。
英検公式ページ:3級試験内容
 3級の過去問・試験内容 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
試験の流れ
- 一次試験:リーディング・ライティング・リスニング
 - 二次試験:面接形式のスピーキング(一次合格者が対象)
 
3級以降はアウトプット(書く・話す)を意識した学習が必要になります。単語を「覚える」だけでなく「使える」練習を意識的に取り入れないといけないです。
受験スケジュール(現時点)と目標設定
現時点での主要な検定日までの日数は次の通りです。
- 第3回検定(2026年1月25日)まで:およそ86日
 - 第1回検定(2026年6月上旬)まで:約213日
 
我が家は2026年第1回(6月)を本格目標に設定し、基礎固めと実戦演習を段階的に進める計画です。
※英検の試験内容・日程等は変更されることがあります。最新情報は英検公式サイトをご確認ください。
使用教材と具体的な学習法
英検3級対策は「語彙・文法・リスニング・スピーキング(面接)」をバランスよく進めることがポイントだと思われます。以下は我が家で実践している教材と方法です。
①『英検3級 文で覚える単熟語』(重点教材)
例文で単語を覚える構成のため、音読と相性が良い教材です。音声を聴きながら1日1課の音読を継続。70課程あるため、3か月で1周を目標にすると語彙の定着が早まります。
②『でる順パス単 英検3級』
単語の確認に便利。週末に小テスト形式で復習すると忘れにくくなります。お子さんが飽きやすければアプリ版でゲーム感覚にするのも有効です。※mikan など
③ リスニング対策
『文で覚える単熟語』の音声でシャドーイング(音を追って口に出す)を行い、英語のリズムと発音を体得します。また過去問音源やを活用し、1日15分程度は毎日行うことに意味があると思われます。
④ ライティング(Eメール・英作文)の練習
英検3級はEメール「意見+理由2つ」、英作文を書く形式が出題されます。最初は口頭で意見を出す練習をし、その後で短い英文にまとめる流れが自然です。親子での会話練習から始めると、小学生でも無理なく書けるようになるかと思われます。
3級の過去問・試験内容 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
⑤ 文法
公文を継続的に進めていきます。他の参考書として下記ページに記載しておりますので、よろしければご覧ください。
小学生が英検3級に挑戦する際の実践的なコツ
- 聞く・話すを日常に取り入れる:朝の支度や寝る前の時間に英語音声を流すだけでリスニング力は確実に伸びると考えてます。
 - ライティングは量より質をメインに:週1〜2回の継続で文構造を理解させることが大切です。
 - 過去問に早めに触れる:一度本番形式を経験すると試験への不安が減りますし、本人もレベル感を理解するかと思われます。
 - スピーキングは「型」を覚える:答え方のテンプレート(例:Yes, I do. / I think so.)を先に身につけ、二次試験で落ち着いて話せるように家庭で練習します。
 
学習スケジュール(目安)
| 時期 | 学習目標 | 公文進度目安 | 
|---|---|---|
| 2025年11月〜2026年1月 | 語彙・文法の基礎固め(音読中心) | IⅠ | 
| 2026年2月〜4月 | 過去問・ライティング・スピーキングの実戦演習 | IⅡ前半 | 
| 2026年6月(検定) | 英検3級合格(一次+二次)を目指す | IⅡ〜J開始 | 
まとめ:英検3級は「使える英語力」への第一歩
英検3級は、読む・聞く中心の学習から「書く・話す」へと学びが広がるタイミングだと思われます。小学生のうちに3級レベルを目指すことは、将来の英語学習における自信と表現力の土台作りになると思いますし、ここは焦らずに英検だけの勉強に留まらず、じっくりと基礎を固めたいです。
今回の4級合格で得た手応えを踏まえ、今後は音読・リスニング・英作文をバランスよく取り入れながら、親子で楽しんで学習を続けていきたいと思います。
この記事が、同じように小学生の英検挑戦を検討している保護者の方の参考になれば嬉しいです!



