子育てをしていると、ある日ふとしたきっかけで「ボールで遊びたい!」というリクエストを子どもから受けることがあります。今回は、そんなわが家の体験談をもとに、ボールのサイズ選びから、安全にキャッチボールを始める方法まで、保護者目線でまとめてみました。
小学生や未就学児の保護者の方にとって、「どんなボールがいいの?」「最初は何から始めるべき?」と迷われるケースがあると思われます。そんな方に向けて、実際に購入して試したこと、感じたことをお伝えします。
※後日談ですが、小学校受験の時に得意の運動となりました。
目次
はじめは100均のボールからスタート
きっかけは、子どもがふと「ボールを買ってほしい」と言ってきたこと。遊びの幅も広がるし、体を動かす機会になると思い、最初は手軽な100円ショップのボールを購入しました。
しかし、実際に遊んでみると、、、
・とても柔らかくて投げにくい
・弾みが悪くて遊びづらい
・投げるたびに形がゆがむ
というデメリットがあり、「せっかくならもう少ししっかりしたものを買ってあげたい」と思うようになりました。
ボールのサイズに迷ったら?1号と2号の違いとは
子ども用のボールと一口にいっても、実は「1号」「2号」「3号」など、サイズのバリエーションがありことがわかりました。そこで今回は、一般的に未就学児〜小学校低学年に適しているとされる1号球と2号球の両方を購入して比較してみました。
サイズ | 推奨年齢 | 特徴 |
---|---|---|
1号球 | 4〜6歳 | 小ぶりで手になじむ。片手でも扱いやすい。 |
2号球 | 6〜9歳 | やや大きめで、小学1〜2年生が両手で扱うサイズ感。 |
実際に使ってみると、年中の子供には2号球はまだ両手でないと持ちにくいという印象。1号球の方がコントロールもしやすく、初めてのボール遊びには適していました。
迷ったら「1号球から始めて、慣れてきたらサイズアップする」のが安全かつスムーズだと感じます。
安全にボール遊びを始めるためのポイント
ボールはとても楽しい遊び道具ですが、思わぬケガのリスクもあるため、最初の導入には注意が必要です。特に気を付けたいのが「突き指」や「顔への直撃」。
はじめは“ごく近距離”からスタート
いきなり遠くに投げ合うのではなく、1〜2メートル程度の近い距離から始めましょう。子どものキャッチ技術が安定するまでは、ゆっくりしたボールで慣れていくことが大切!
固いボールには注意!!
本格的なスポーツ用ボールは表面が硬く、受け損なうと突き指の原因になります。初めてのうちは、
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柔らかめの素材(ゴム製やウレタン素材)
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軽量タイプ
などを選ぶと安心です。
親が“コーチ役”になって見守る
一緒に遊びながら、正しいフォームや投げ方を見せてあげることも大切です。かつての部活のコーチのように、子どもの挑戦を励まし、成功体験を積ませるような接し方を意識すると、遊びが自然と学びに変わりました笑
ボール遊びのメリットとは?
ボール遊びには、次のような発達面でのメリットもあります。
運動能力の向上(投げる・受ける・走る動作)
空間認識力やタイミング感覚の向上
親子のコミュニケーションの促進
成功体験による自己肯定感の育成
特にキャッチボールは、お互いのタイミングを合わせる協調性や集中力も養われる遊びです。ゲームやスマホに偏りがちな現代だからこそ、外遊びの時間を親子で共有する意義は大きいと感じます。
まとめ:子どもの「やってみたい」を大切に、親子で遊びの時間を楽しむ!
今回の体験を通して、あらためて子どもが「やってみたい」と言ってきた瞬間を大事にしたいと思いました。ボールひとつで、遊びが広がり、体が動き、親子の会話も自然に増えていく。それは何よりの成長の土台になると実感しています。
最初はぎこちなくても、焦らず少しずつ距離を伸ばしていけばOK。大切なのは、「できた!」という喜びを一緒に感じることだと思います。
ぜひ皆さんも、お子さんと一緒にボール遊びを楽しんでみてくださいね!