目次
はじめに
小学校低学年のうちは、まだ「受験学年」ではないものの、模試や検定を受けることで学習の進度や得意・不得意を客観的に把握できる大切な時期だと考えてます。
今回は夏休みがあったので、7月以降は模試を受けておらず、秋から模試・検定・公文をどのように両立させていくかを記載しました。暫く模試を受けていない、同じように悩まれる保護者の方も多いのではないでしょうか。
夏休み後の学習状況と課題
7月から大手模試を受験しておらず、夏休みはプライベートを優先。その中で英語学習に力を入れた結果、算数・国語の予定教材がやや遅れ気味になりました、、、
このような偏りは決して珍しくありませんが、、
ただ、英語という強みを伸ばした夏休みは今後の武器になると考えてます!笑
大切なのは、秋以降に「模試をペースメーカーにして、算数・国語を立て直す」ことです。
11月以降の模試スケジュール
ペースメーカーとして活用したい模試は秋からラッシュ。以下のように、短期間に主要な模試が集中しています。
11/2(日)日能研 全国テスト
11/3(祝)全国統一小学生テスト(四谷大塚)
11/29(土)ワセアカチャレンジ(早稲田アカデミー)
11/30(日)リトルスクールオープンテスト(四谷大塚)
※11月上旬 SAPIX 11月度確認テスト
どの模試を受けるべき?
模試は「数をこなせば良い」というものではありませんので、受験後の復習/立ち位置の確認が何より大切なですし、お子さまの体力と家庭の余裕を考慮して取捨選択するのがお勧めだと思います。
日能研全国テスト:記述力・思考力を測る
全国統一小学生テスト:全国規模の立ち位置を把握
ワセアカチャレンジ:難関志望向けの実力試し
四谷リトルスクール:基礎〜応用を幅広く出題
「全統小」と「日能研全国」を軸に、余裕があればワセアカや四谷オープンを追加するとバランスが良いかなと考えてますが、ワセアカは問題のレベルが高いのと、既に学習習慣のあるお子様が多く受けられている気がしますので、立ち位置がはっきりとするかと思います。
10月は「検定月間」
模試ラッシュの前に、10月には大きな検定が控えています。
10/5 英語検定4級
10/25 漢字検定6級
いずれも合否がはっきり出る試験なので、達成感が得られる一方、準備不足だと自信を失うリスクもありますので注意が必要です。
英検対策のポイント
「でる順パス単4級」を毎日コツコツ
公文HⅠの進度を活かし、文法基礎はスムーズに整理
過去問で時間感覚をつかむ

おそらく問題ありません。
漢検対策のポイント
「漢検ステップ」1単元を毎日習慣化。
直前期は過去問演習を増やす
国語力強化にもつながるので、模試対策と相乗効果あり

現状このペースではギリギリ間に合うかです。
公文の進度と役割
現在の進度は以下の通りです。
算数:E10
国語:EⅠ150
英語:HⅠ180
小2としては先取り出来ていますが、英語は英検を並行して行っていますので、本来4級受験時にはHⅡを終了させる必要があります。若干遅れていますね。ですので、英検3級に関しては、急がずに来年6月(2026年1回目)を目標として取組みたいと思います。
そして、公文の学習は「基礎の反復」が中心で、応用力や文章読解力は別の教材で補う必要があります。算数はフォトン算数クラブ/トップクラスでバランスを取り、国語は「言葉力1200」/トップクラスなどで語彙を補強していきます。
日々の学習ルーティン
現在の毎日の学習は以下の通りです。
公文(算・国・英)
SAPIX基礎トレ 1ページ
漢字検定ステップシリーズ 1単元
言葉力1200 2ページ
でる順パス単4級
フォトン算数クラブ or デイリーサピックス
これだけ並べると相当なボリュームに見えますが、「全部を完璧に」ではなく「優先順位を決めてやり切る」ようにしています。
例えば:
英検直前期 → パス単・リスニング練習を最優先
漢検直前期 → 漢検ステップ・過去問演習を最優先
模試前 → 国語/算数演習を最優先
保護者ができるサポート
低学年では、子ども自身が学習の優先順位をつけるのは難しいので、そこで保護者が「舵取り役」となることが重要だと考えてます。
模試や検定の直前は学習内容を絞る
模試後は必ず「できなかった問題の確認」を一緒に
スケジュールを見える化し、子どもに安心感を与える
- やる気の無い時は、少なめに ※公文なら1枚だけはする
また、「模試は実力を測る場であって合否を競うものではない」と伝えることで、プレッシャーを減らし、挑戦する姿勢を育むことができます!
まとめ
小学2年の秋から冬は、模試・検定と盛沢山です。全てを完璧にこなすのは難しいですが、
模試は目的に応じて取捨選択
検定は達成感を次のモチベーションにつなげる
公文は基礎、SAPIXやフォトンで応用力補強
日課は優先順位をつけて“やり切る経験”を残す
この4つを意識するだけで、学習効果はぐっと高まると思われますので、焦らず一歩一歩、模試や検定をうまく活用しながら、親子で前向きに進んでいきましょう。
秋口の模試までのスケジュールを考えられているご家庭にとって、この記録が少しでも参考になればうれしいです!